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2009.06.20 (Sat)

方向性の一致~クァルテット鑑賞記録より

ハイビジョンTVと録画機を購入してから、NHKのBSクラシック番組を結構チェックし、録画機に予約して休みの日にまとめて見ています。

先週は3つのクァルテット団体のライブを見ました。宮崎のような地方にいると、なかなか東京でのコンサートを聴きに行けないので、このような放送は貴重です。


<モザイク・クァルテット>
[収録] 2008年10月30日, 王子ホール
[曲目]
・ハイドン:弦楽四重奏曲 f-moll Op.20-5
・メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番 Es-dur Op.12
・ハイドン:弦楽四重奏曲 ト長調 Op.64-4より 第3楽章

 古楽器による演奏団体として有名でしたので、名前は知っていましたが、実際に演奏を聴いたのは今回が初めてでした。
 こんなものなのかなぁ・・・?というのが正直な感想で、ピッチはかなり低めでしたが、楽器はモダンのようでしたし、奏法もピリオドではなかったように見えました。また、プログラムもハイドンの太陽四重奏曲とメンデルスゾーンで、その曲のせいだったのかもしれないのですが、演奏自体がちょっと流れないというか、古楽器演奏団体特有のダイナミックさは感じませんでした。ただ、アンコールで弾いたと思われるハイドンのOp.64-4第3楽章の演奏は、この放送の中では、水を得た魚のように流れをつかんだ感じがあったでしょうか。別なプログラムで演奏を聴いてみたかったですね。


<上海クァルテット>
[収録] 2008年10月17日, 紀尾井ホール
[曲目]
・ブラームス:弦楽四重奏曲第2番 a-moll Op.51-2より 第1楽章
・ブラームス:弦楽六重箏曲第2番 G-dur Op.36

 上海クァルテットは4、5年前にライブを聴いたことがあります。その時はベートーヴェン・チクルスをしていた時で、私が聴いたのは、6番と7番でした。1vnのウェイガン・リが甘い歌い方をするのと、クァルテット全体としては線が柔らかいなぁ、という印象でした。
 今回のブラームス弦楽四重奏曲第2番はドラマティックで、常に表情感を出しながらこの曲の持つ憂うつさ、甘美さ、そして激情感の交錯を巧みに表現していたように感じました。残念ながら放送は第1楽章だけでしたが、できたら全楽章通して聴いてみたかったです。
 ゼクステットの方は、第2ヴィオラに今井信子さん、第2チェロに原田禎夫さんがそれぞれ加わった演奏でしたが、やはりというか、ゲスト2人の音がどうしても浮いている感じを受けました。第3楽章の中間部では事件が起こってはっとしましたが、特に大事には至らず。前半の弦楽四重奏曲第2番の演奏と比べると、やや精細を欠いたように見えました。


<アルカント・クァルテット>
[収録] 2006年11月22日, 王子ホール
[曲目]
・モーツァルト: 弦楽四重奏曲 C-dur 「不協和音」KV465より 第1~第3楽章
・ラヴェル:弦楽四重奏曲 F-dur

 アルカント・クァルテットは、vaのタベア・ツィンマーマンとvcのジャン・ギアン・ケラスが中心となって結成されたクァルテットということで名前は知っていましたが、このクァルテットも今まで聴く機会がありませんでした。
 ソリストとして活躍したアーティストがクァルテットとして演奏すると、1つ1つのパートがそれぞればらばらな方向でソリスティックに演奏してクァルテットとしての体をなさないことがあるのですが、このクァルテットは各パートの音が溶け合わず、というよりは埋没せず、と言った方が適切でしょうか、その各パートの分離したクリアさがアンサンブルの立体感を作り出していたようです。クァルテットとしての一体感を損なっていなかったのは、やはり演奏の方向性が一致していたからなのでしょう。ソリスティックかどうかではないんですよね。
 モーツァルトの不協和音は、やや抑えめのスマートな演奏でしたが、ラヴェルは一転して野性的にも思えるような、起伏にとんだ演奏で、ダイナミクスに限らず、いろんな要素のレンジの大きさがこんなにも演奏を豊かにするのか、ということをまざまざと見せつけられた感じでした。このラヴェルの演奏は久し振りにどきどきしましたね。
 なお、モーツァルトとラヴェルで1vnと2vnが交代していました。前半と後半で交代したのかな、と思ったら、ネットで調べてみたところ、この2曲はプログラムの前半で、後半にはブラームスの1番を演奏したみたいですね。

いやぁ、今度来日したらぜひ聴いてみたいな、と思ってたら、今年の9/25と9/28に王子ホールで公演あるじゃないですか!しかもドビュッシーやるじゃないですか!!!


これはぜひ行かなきゃ、さっそく予約を・・・、と思ったのもつかの間、2公演とも完売でした・・・あぁ。


テーマ : 弦楽四重奏・クァルテット ジャンル : 音楽


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