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2009.04.17 (Fri)

ボーイング決定までのプロセス

オケで弦楽器パートが演奏する場合、初期の練習時にボーイング(Bowing、ここでは、「弓の上げ下げの方向」と定義をシンプルにします。)を決定する必要がありますが、特にアマオケの場合、ボーイング決定までのプロセスの確立度とオケの弦セクション全体の演奏充実度とは比例関係にあるように思います。


私が理想的に考えている、アマオケでのボーイング決定までのプロセスです。

<譜読み>
パート譜が配付され、譜読み。初見の場合もありますが、テンポはできるだけintempoに近い形で。
いきなり初見では弾けないから、といって、最初からずっと遅いテンポのままで練習していたことも以前に経験しましたが、本番直前になってテンポが速くなり、それまで決めていたボーイングでは弾けなくなった、ということがありました。ボーイングはテンポに左右されることが少なくありません。暫定ボーイングを決めるまでの間は、本番を想定したテンポで練習すべきだと考えています。

<暫定ボーイングの決定>
譜読みが終わった後、できるだけ早い時期に弦の各トップが集まって暫定ボーイングの検討。プロオケなど、コンマスが最初から全パートのボーイングを決めるケースが多いようですが、この場合、1vnの都合で決めている部分も少なからず発生し、それが他のパートにとっては弾きにくいものだったり、パート間の矛盾が生じたりすることもありました。そのようなことを未然に防ぐためにも、練習初期において、各パートトップによる暫定ボーイングの検討は大事だと思っています。

<ボーイングの変更>
暫定ボーイングを決めた後、①指揮者の演奏上の要求や②弦tutti奏者の演奏技術上の問題により、変更を余儀なくされる場合があります。ただ、時において、①と②は相反する関係となることから、その調整に悩むことがしばしばです。大事なことは、現場レベルでの決定権者はコンマスであり、最終的な決定権者は指揮者であること。この点を押さえておかないと、関係者で調整しても、場当たり的な決定になってしまう可能性があります。

また、注意しておかないといけないのが、いずれかのパートが何らかの理由でボーイングを変更しようした場合、それが当該パートのみで済む内容なのか、他の弦パートにも影響を及ぼす内容なのか、ということ。所属オケでも、時々この点が徹底されていないために、パート間でのボーイングの相違が発生し、本番直前までボーイングの混乱が生じたこともありました。

いずれにしても、ボーイングの変更が発生した場合、それをいかに早くパート内部のtutti奏者(エキストラも含め)に周知徹底させるか、ということになります。

それともう1点、本番直前のボーイング変更はできるだけ避けること。(変更についていけないtutti奏者が発生し、かえって乱れることにもなります。)



(私自身の経験上ですが)、パート内部でボーイングがばらばらだと、「自分のボーイングは正しいのだろうか」と疑心暗鬼になることがあり、それだけで新たな演奏ミスを誘発する要因にもなります。お客様からみれば、ボーイングは見た目だけの問題にしか見えないかもしれませんが、ボーイングを揃えているということは、演奏が安定するという点でも重要なんですよね。


テーマ : オーケストラ ジャンル : 音楽


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