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2010.02.12 (Fri)

コンサートで映画音楽を演奏するために

先週からどうも体調が思わしくなく、月曜日には微熱も出て少しダウンしてました。
おとついあたりからようやく上向きになってきましたが・・・、やれやれ。これから大事な時期が続くので、体調管理には十分注意したいですね。


さて、先週日曜日の所属オケ練。

オケの全体練習の前には弦のパートトップが集まり、「はげ山の一夜」、「タンホイザー」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のボーイング検討作業を1時間半ほど行い、仮決めしました。今後は、難しいパッセージの箇所をどう弾くか(主にフィンガリングの問題ですが)、各パートトップを中心に検討をしていただくことになります。

この日、K先生はお休みでしたので、代わりに私が練習を進行。前半は楽譜の準備ができたN・ロータ作品メドレーとアンコール曲の音だし、後半は既に音だししているプログラム曲について、要練習箇所の確認作業をしました。

事前の勉強が不足していたことに加え、体調不良で頭が働かなかった、というのは言い訳にしか過ぎないのですが、正直言ってこの日の練習、特に後半は練習を効果的に行うことができませんでした。せっかく来てもらっているメンバーには申し訳なかったです。



ところで、今回のファミコンで取り上げる映画音楽。

所属オケの演奏会に来てくださるお客様のアンケートで「映画音楽など、クラシック以外の音楽も聴いてみたい」という声をよくいただいていたので、実は昨年のファミコンの企画段階で映画音楽をする案があったのですが、結構クリアすべき課題があり、結局、その時は見送った経緯があります。


今回も、実際に演奏会の場で映画音楽を演奏するために、次のような課題がありました。

①自分たちで演奏可能な楽譜があるか。
・例えば、J・ウィリアムズの作品はHal Leonard社からオリジナルのオーケストラ譜が販売されており、入手も可能なのですが、大変高価なうえに、とても難しいです。代表的な「E・T」、「スター・ウォーズ」、「スーパーマン」、「ハリー・ポッター」などのスコアを見ると、とても普通のアマオケでは演奏困難なレベルです。みんなに人気のあるかっこいい系の映画音楽というのは、アマオケにとっては技術的に厳しいんですよね。
 今度のファミコンで演奏する「スター・ウォーズ」もオリジナル譜ではなく、アマ・オケでも演奏可能なように編曲された楽譜を使用します。

②編曲OKの曲であるか。
・今度のファミコンで演奏する映画音楽作品のうち、「スター・ウォーズ」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」以外は、市販されているオーケストラ用楽譜がないか、又はあっても先に述べたように技術的に困難なもの、といった状況でした。そうなると、自分たちでオケ用の楽譜を編曲してつくらないといけないわけですが、その前に、そもそもその曲を編曲してよいかどうか、という「編曲権」の問題があります。(もちろんこれは映画音楽に限った話ではありませんが。)
 今回、候補に挙がった映画音楽をオケ用に編曲することについて問題ないかどうかを確認するため、日本音楽著作権協会の外国資料部に電話で尋ね、各曲の国内における著作権管理団体がどこなのかを教えてもらいました。その後、各著作権管理団体(大手TVメディア系の団体のようです)に対し、編曲の目的がアマオケの演奏会での演奏であることを説明して了解を求めたところ、いずれの曲とも条件付で了承をいただくことができました。

③編曲を頼む人がいるか。
・最近は私の周りでも編曲できる人が増えてきましたので、「編曲者探し」という点ではそれほど苦労しなくなりましたが、当然のことながら編曲者はそれぞれの個性が出ますし、出そうとします。それが時にはオリジナルとはかけ離れたイメージになることがあり、今回の映画音楽の場合、やはり映画を見たことのある方にとって音楽がオリジナルとかけ離れたイメージになるとがっかりする可能性があるため、できるだけそれは避けたいなと思っていました。
 そういった意味では、今回編曲をお願いすることになったMa-ma-Yo氏は原曲のイメージを大切にした編曲をいつもしてくれるので適任だと考えていました。彼とは以前、同じクァルテットで活動していたのですが、その時にも編曲をしてもらっていましたのでその点は信頼がおけました。この日の練習で音出ししたN・ロータの作品やアンコール曲もほぼイメージどおりに編曲してくれ、ほっとしました。後は自分たちがいい演奏をするだけです。

④演奏使用料がどのくらいになるか。
クラシックの作品の場合、その多くは著作権が消滅しています。演奏会で演奏しても日本音楽著作権協会からの演奏使用料の請求はほとんどありません。
 一方、映画音楽の場合、そのほとんどが戦後に作られたもので著作権が生きており、それらを演奏するにはいくばくかの演奏使用料がかかります。まあ、予算が潤沢にあるわけではありませんので、できるだけ費用は抑えたいのですが、ちゃんと払わないといけないですからね・・・。


こういったノン・クラシックの曲をするときは上記のとおり手間やお金がいつも以上にかかることになるのですが、お客様から多くのリクエストがあった映画音楽ですので、できるだけお客さんのデマンドに応えたいという思いで企画した次第です。こういった企画はなかなか毎年できるものではありませんので、できるだけたくさんのお客様に来てもらいたいです。それだけ自分たちも演奏しがいがありますしね。

テーマ : オーケストラ ジャンル : 音楽


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