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2010.01.20 (Wed)

いろんな「はげ山」

日曜日にあった所属オケ練。K先生によるファミコンプログラム曲の初練習でした。

前回の練習に引き続き、「はげ山の一夜」と「タンホイザー」序曲、それにスター・ウォーズ「帝国の逆襲」メドレーの音だし。まあ初めて間もないですので、まだまだこれから、というところです。


私にとって、(「タンホイザー」もそうですが)「はげ山の一夜」は今回初めて演奏する曲になりますので、改めて曲についての勉強をしてみました。

この「はげ山の一夜」、一般的には、ムソルグスキーがゴーゴリの戯曲「聖ヨハネ祭の夜のはげ山」に着想を得て作曲したと言われています(ただし、作曲の経緯については他説もあるようです。)。もっとも、現在「はげ山の一夜」として演奏されているのはムソルグスキーの死後、リムスキー=コルサコフがオーケストレーションを全面的にやり直した編曲版であり、今回所属オケで演奏するのもこの版です。

いくつかの資料で確認したところ、リムスキー=コルサコフ版の出版譜に記された曲の情景は、だいたい次のようなもののようです。
「地下に響く不気味な声
 地下の精霊たちの騒ぎ
 続いて闇の神チェルノボクが登場
 盛大なる地獄の饗宴
 遙か彼方から教会の鐘の音
 チェルノボクも闇の精霊も消え去り
 夜明けを迎える」

ちなみに、聖ヨハネ祭は夏至の夜のお祭りですので、この曲は夏の夜の音楽ということになります。


一般に「原典版」と呼ばれるムソルグスキー自身が作曲したものは、広く知られるようになったリムスキー=コルサコフ編曲版と便宜上区別するため、「聖ヨハネ祭の夜のはげ山」とも呼ばれているようです。ずっと昔、一度だけNHK-FMのクラシック番組でこの原典版を聴いたことがありますが、リムスキー=コルサコフ版の響きに慣れ親しんでいた私にとっては、ずいぶんと粗野というか、雑な作品だなぁ、という印象だった覚えがあります。原典版の方がムソルグスキーらしい野蛮さがあって良いというマニアの方もいますが、私自身はあまりなじめませんでした。



そう言えば「はげ山の一夜」の練習中、K先生がディズニーのアニメ映画「ファンタジア」のことに触れ、「ファンタジア」の中で取り上げられている「はげ山の一夜」を演奏しているのはストコフスキー指揮のフィラデルフィア管弦楽団で、アニメの映像は交響詩の情景を忠実に再現している、との話をされていました。

練習後、気になったので家に戻ってから「ファンタジア」をもう一度見てみたのですが、演奏されている音楽はどうもストコフスキー自身が編曲したもののようで、リムスキー=コルサコフ編との相違点がかなり見られます。Wikipediaの解説では、主な編曲箇所が紹介されていました。

おそらく編曲は映像に合わせてのものでしょうが、リムスキー=コルサコフス版のものと比べると、つぎはぎ感、唐突感が否めません。ちょうどフィギアスケートの音楽で用いられるクラシックのような感じでしょうか。「はげ山の一夜」の演奏そのものに対する感動はそれほどありませんでしたが、映像は何度見てもすばらしいです。2年前のファミコンで演奏した「魔法使いの弟子」の時も思いましたが、とても1940年の作品とは思えないです。映像と音楽の融合作品としてはやはり最高傑作の1つでしょう。



なお、今回勉強している中で新たに知ったことがあります。どうも「はげ山の一夜」のモデルとなった「禿山」が実在するようなのですが、2つの説があり、1つはウクライナの禿山(ルイシャヤ・ガラー)、もう1つはドイツ中部のブロッケン山なんだそうです。どんな山なのか、実際に行って見てみたい気もしますが、そういうものって、意外と「なあんだ・・・。」という感じなのかもしれません。

いずれにしても、標題音楽というものは、そこに描かれているものについて勉強すればするほど、当然ながらアーティキュレーションに対する欲求も出てきますので、それがひいては演奏のクオリティをもっと高いものにしてくれると思っています。「タンホイザー」など、他の曲についても、今一度勉強してみたいと思います。


テーマ : オーケストラ ジャンル : 音楽


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