2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

次のブログランキングに参加しています。
励みになりますので、よろしければ1日1クリックをお願いします。
にほんブログ村 クラシックブログへ
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2009.11.03 (Tue)

1時間の共演

先週からいろいろとばたばたしてまして、今日1日はさすがに疲れからかふらふらでした。

さて、話は3週間ほど前にさかのぼります。

Ensemble Labo. Kumamotoでお世話になっている中川さんから電話があり、熊本在住のフルーティストのOさんからの依頼で、フルート四重奏曲のヴィオラを弾いてくれる方を探している、とのこと。詳しい内容を聞いたところ、「11月上旬にN響コンマスのMAROさんが熊本に来られるので、その時に自分のお弟子さんをフルート四重奏曲でMAROさんにプライベート・レッスンをしてもらいたらしいのだが、ヴィオラで都合のつく人がいない。もし参加いただけるのであれば、Oさんに話をつなぎますが・・・。」とのこと。

その日私は仕事が休みでしたし、MAROさんといっしょに室内楽を演奏できるのは、そうそうない機会だろうと思い、相方に了承をとったうえで、参加させていただく旨の返事をしました。

曲はモーツァルトのフルート四重奏曲第1番KV285。4曲あるフルート四重奏曲の中で一番有名な作品です。1楽章は以前、本番演奏の経験がありましたが、2、3楽章は弾いたことがなかったので、話が決まるや否やすぐ楽譜を取り出して練習開始。ですが、3楽章が意外にもフィンガリングに苦労し、直前までなかなかうまく弾けません。当日まであまり練習する時間がないし、ちょっと今回はやばいかな・・・、と内心不安でした。

で、昨日のレッスン当日。日帰りの予定でしたので、車の運転を避け、久し振りに宮崎~熊本間の高速バス「なんぷう号」を利用することに(宮崎~福岡間の高速バスよりも運賃が高い・・・。)。熊本交通センター到着後、待ち合わせをしていたOさんの案内で、会場となる熊本市内の中学校へ。会場到着時、MAROさんはその中学校で音楽鑑賞教室で演奏の真っ最中でした。鑑賞教室終了後、校内の空き教室の一室に場所を移し、いよいよフルート四重奏曲のレッスン開始。

フルートはOさんのお弟子さんで中学3年生の女の子でしたが、昨年の毎日学生音楽コンクールの全国大会で1位だったようです。ヴァイオリンはもちろんMAROさん。チェロは、来年2月の演奏会に私がトラ出演させていただくシンフォニエッタという熊本のアマチュアオーケストラの代表をされている方でした。MAROさんは以前からそのオケと交流があるらしく、今度の演奏会でもゲストコンマス及びソロで出演されるとのことです。

始まるまでは不安いっぱいで、久しぶりに両手にいやーな汗をかいていましたが、いざ始まると、MAROさんがうまくリードしてくれてそれほどがちがちにならずに済みました。やはり高いレヴェルの方といっしょにすると、すごく弾きやすい感覚があります。ただ、途中思いも寄らぬ箇所でいきなりテンポを揺らされた時には、最初ついていけませんでしたが・・・。

この日のレッスンはフルートの子のために行われてましたので、MAROさんのレクやアドバイスもフルートの子に対してのものがほとんどでしたが、その内容は私たち演奏者全般に通じるもので、聞いていて改めて参考になることばかりでした。その一部を挙げると、
・Allegro、Piano、Rondoといったイタリア語の音楽辞書に書いている意味だけではない意味を理解しているか。
・ニ長調という調性の持つ明るさをどう感じ、どのように音で表現するか。
・長いフレーズの中でどこを頂点として意識して弾かなければならないか。
・フレーズをどこからどこまでと意識しているか(意識することによって、ブレスの位置を考える)
・連続する同じフレーズを(エコーなどで)変えて弾くときは、相当違いを際だたせないと聴いている人には伝わらない。
などなど、言われてみれば当然のことではあるのですが、言われるまでは自分自身もきちんと認識できていなかったですし、逆にきちんとそれを認識することによって、演奏が命を吹き込まれたように、より生き生きとしてくるのを肌で感じることができたのは収穫でした。

MAROさんが私に対してはっきりと指摘されたのは1点。3楽章でヴァイオリンからヴィオラへ2小節単位でのメロディの受け渡しをする箇所があるのですが、受け渡された後のヴィオラの音がはっきりしなかったようで、きっちりと弾くように言われました。意識はしていたんですが、ちょっと遠慮していた部分が心のどこかにあったのかもしれません。

レッスンは1時間ほどで終了しましたが、私にとっては本当に貴重な共演の時間でした。終わるまではずっと緊張が続いていたと思うのですが、後からOさんに「すごく楽しそうでしたよ。にこにこしながら弾いてましたね。」と言われました。そう言われれば、精神は緊張していても、身体は自然と楽しんでいたのかもしれません。本当に今回この機会を私にくださったOさん、それから話をつないでいただいた中川さんに感謝です。



そう言えば、MAROさんのヴァイオリン。テールピースの部分にお花の絵が装飾されていました。さすがですね・・・。


テーマ : 室内楽 ジャンル : 音楽


次のブログランキングに参加しています。
励みになりますので、よろしければ1日1クリックをお願いします。
にほんブログ村 クラシックブログへ
23:55  |  室内楽  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

*Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://altotone.blog90.fc2.com/tb.php/135-d7636931

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。