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2009.10.19 (Mon)

パヴェル・ハースとカルミナ

相方が昨日から1週間、ボランティア通訳としてアメリカのバージニアビーチ(宮崎市の姉妹都市です)、ワシントン、ニューヨークの旅行に出かけて行きました。ということでしばらくは寂しい独身生活です・・・。
ふふふ・・・・・あっ汗


さて、NHK-BSのクラシック番組をDIGAでひたすら録画しては時間ができた時にちょくちょく見てはいたので、その中から2つのクァルテットの演奏会についての感想を。8月放送のものなので話題としては古くなってしまいましたが、備忘録として書きとどめておきたいので・・・。

<パヴェル・ハースクァルテット>
[収録]2009年7月2日, NHK スタジオ
[曲目]
・ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第1番「クロイツェル・ソナタ」
・ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第2番「ないしょの手紙」 から第1楽章
・ハース:弦楽四重奏曲 第3番 作品15

2005年6月のパオロ・ボルチアーニ賞国際弦楽四重奏コンクールで優勝して以来、注目を集めているチェコの若手弦楽四重奏団のようです。彼らの演奏を聴くのは今回が初めてでした。

彼らがクァルテット名に冠しているパヴェル・ハース(1899-1944)はヤナーチェクの弟子で、作風をおおざっぱに言ってしまうと、ヤナーチェクを俗っぽくしたような感じでしょうか。Wikipediaの解説を見ると、作品にはボヘミアの民族音楽やユダヤ民謡の影響が見られるようです。なお、ユダヤ系であったハースは、第2次世界大戦でナチス・ドイツに捕らえられ、アウシュビッツ収容所で処刑されていることも初めて知りました。

肝心の演奏ですが、楽譜に書かれていることを正確に演奏しているという意味では本当に完璧であるように感じました。ただ、テンポの揺らし方、間のつくり方という点においてほとんど「遊び」の部分がないため、コンピュータで精巧に製作された、とでも言いましょうか、演奏からはそんな印象を受けました。

また、ヴィオラは大柄な男性奏者でしたが、体格の割に小さ目のヴィオラを使用しているためなのか、高音部と低音部の接着剤としての役割という意味ではもの足りない感じがしました。結果として、1vn・2vnとvcとがやや分離した感じに聞こえ、全体として音の厚みはあまり感じることはできませんでした。(まあ、あくまでも放送された映像・音を聴いている限りなので、実際はどうなのか何とも言えませんが。)

とは言え、この世代の弦楽四重奏団としては傑出した存在であることは間違いないでしょう。10年後、彼らの演奏がどう成熟していくのか楽しみです。


<カルミナ四重奏団 室内楽コンサート>
[収録]2009年6月13日,第一生命ホール
[曲目]
・ヴェレシュ:弦楽四重奏曲 第1番
・ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
・ジミ・ヘンドリックス/スティーヴ・リフキン:パープル ヘイズ

・1990~2000年代をリードしてきた弦楽四重奏団の1つであるカルミナ四重奏団。私もCDを何枚か持っています。それまでジュリアード、スメタナ、アルバン・ベルク当たりを中心に聴いてきてだんだんと弦楽四重奏に対する固定的なイメージができつつあった私にとって、カルミナの新たなアプローチによる演奏は少なからず新鮮さを感じたものでした。

で、今回の放送ではラヴェルに注目して聴きましたが、ある意味スタンダードな演奏で、カルミナにしては凡庸だったような気がします。4楽章はなぜか乱れてしまった感じもあって、少々がっかりな部分がありました。

むしろ、アンコールとして演奏された「パープルヘイズ」の方が、一般の方が持つ「クァルテット」の固定観念を壊してくれそうなくらいの力演で、ある意味カルミナらしかったでしょうか。それにしてもかっこ良かったです、この曲。

テーマ : 弦楽四重奏・クァルテット ジャンル : 音楽


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