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2009.07.08 (Wed)

「本読み」

先週の日曜日、所属オケの弦セクション練習がありました。

当初は全体練習の予定でしたが、県の吹奏楽コンクールが1週間後にある関係で、吹奏楽団にも所属している管楽器メンバーが多数欠席する見込でしたので、弦セクション練習を前倒しで実施することにしました。

定演曲目が「大体こんな感じの曲」という概要把握は済んだので、次はボーイングの仮決め、譜割の確認、それに要練習箇所のピックアップ作業を重点的にすることになりますが、ボーイングについては、弦セクション練習の前に各パートトップが別な場所で集まって仮決め作業をしてくれたおかげで、練習中にボーイングの問題で時間をとられることはほとんどありませんでした。

さて、この日は、ブラ2の第4、3、1楽章の順に練習。音程のとれていない箇所、拍を見失いやすい箇所については、テンポを落として何度か繰り返しながら音程、拍の確認。

音程のとりにくい箇所の修正や難しいパッセージの反復練習などはこれからじっくりするとして、この日の練習の進行を担当した私が個人的に最も重点を置いていたのは、それぞれの場面において各パートがどんな役回りなのかを理解してもらうこと。ブラームスのような各パートがいろんな形で絡み合う作品は、この点を演奏者自身が理解しておかないと烏合の衆のような演奏になってしまいます。

具体的には次の3点です。

①他のパートと一緒に1つのユニットとして動くべきところは、お互いの関係パートがそのことを意識しているかどうか。
②「オモテ」(例えて言えばメロディを担当するリードヴォーカルのような役割)としてイニシアチブをとるべきところは、主導的に演奏しているか。
③「ウラ」(例えて言えばバックコーラスのような役割)として、「オモテ」のメロディが生きる形で演奏しているか。
※この「ウラ」の役割もさまざまで、時として、「オモテ」のメロディにハモったり、合いの手を入れたり、デコレーションしたり、です。

この役回り、必ずしも1vnが「オモテ」で、2vn、vaが「ウラ」ということではなく、その逆もありで、曲の中で役回りがころころ変わります。スコアを見ると、自分のパートが今、どのような役割を担っているのか確認できるのですが、この日の練習を見る限り、理解がまだまだのようでしたので、メンバーのみなさんにスコアをぜひ一読してもらうようお願いしました。

スコアは演劇で言えば台本。出演者全員が台本の「本読み」をするのはある意味当然のように感じるのですが、なぜかアマオケの世界ではまだ十分浸透していないのが現状のようです。


それにしても、このブラ2のスコアを見ると、計算された構築美、といったら良いでしょうか、精密な設計図のような作品の完成度の高さを感じます。本当に演奏者冥利に尽きますね。

テーマ : オーケストラ ジャンル : 音楽


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