2010年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

次のブログランキングに参加しています。
励みになりますので、よろしければ1日1クリックをお願いします。
にほんブログ村 クラシックブログへ
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2010.10.31 (Sun)

1・2・3

そう言えば、所属オケの定演の正式な案内をまだしてませんでした。

宮崎シティフィルハーモニー管弦楽団第15回定期演奏会

[宮崎シティフィルハーモニー管弦楽団第15回定期演奏会]

○日時:2010年11月28日(日) 開場13:30 開演14:00
○会場:宮崎市民文化ホール〔大ホール〕
○入場料:前売り一般¥1,500、大学生以下¥1,000
    (当日200円高 ただし、チラシ持参は前売り価格でチケットをお求めいただけます)

○指揮:末廣 誠
○曲目
・R.シューマン 交響曲第3番 変ホ長調 op.97「ライン」
・L.V.ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 op.67「運命」

所属オケがシューマンのシンフォニーを演奏するのは初めてになります。「ライン」の1楽章は、今NHK教育の「N響アワー」のオープニング曲に使われているので、この番組をご覧になられている方であれば、少しは馴染みのある曲でしょう。
「運命」は交響曲の中でも知名度1,2位を争う超有名曲ですが、良し悪しは別にしてテンポ、アーティキュレーションは指揮者による個性の違いが如実に表れると思います。完成度はまだまだですが、おそらく今回の「運命」はとても整然と、かつ、エネルギッシュなものになるでしょうね。


さて、少し話が変わりますが、9月にあった指揮練の中で、本番の指揮をされる末廣先生が「運命」の4楽章で3段ロケットの解説をした際、バーンスタインのヤング・ピープルズ・コンサートの話が少し出ました。

そう言えば、と思いだし、昨晩、5、6年前に録画していた「ヤング・ピープルズ・コンサート」の第10回「メロディって何?」を再び見てみました。

そうでした。バーンスタインはこのコンサートの中で、こんな興味深い解説をしています。

「普通、「メロディ」は「節(tune)」のことであり、音楽を歌の面でとらえたのが「節」である。「節」はそれ自体で完結しており、始めと終わりがきちんとある歌である。」

「だが、交響楽でいう「メロディ」は完結していない。完結していたら“展開”が不要となるからである。
“展開”とは交響楽の主要素であり、種を大木に育てることである。メロディという種には交響楽という木に展開する余地が必要である。この種になるメロディが「主題(theme)」である。」

「従って、音楽に完結した節を期待する人にとっては、「主題」はメロディらしく聞こえないのである。」

ここでバーンスタインは、ベートーヴェンの「運命」冒頭部の4つの音符や、交響曲第7番第2楽章の冒頭部のほとんど同じ音を例に挙げて、
「どちらも「節」ではないが、「メロディ」ではある。これが「主題」である。」


一方、バーンスタインは「もちろん、「節」らしい「主題」もある。」として、
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」第1楽章の第2主題を紹介します。

「この「主題」がなぜ「節」らしく聞こえ、私たちの耳に残るのか。答えは「反復」である。主題がわずかに変化しながら反復されている。(中略)チャイコフスキーが主題を反復し組み立てた手順はいわば「1・2・3方式」であり、作曲家がよく使う手法である。」

「まず思いついた音を並べる。これが“1”」
「“2”で同じ音を少し変えて繰り返す。“1”とほとんど同じ。」
「“3”で創造の翼を広げ飛び立つ。これが1・2・3方式である。」

そして、「運命」1楽章の冒頭部、フランクの交響曲、そしてモーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」の4楽章も同様にこの1・2・3方式である、と紹介しています。


(余談ですが、1・2・3方式でつくられている部分は、音楽が1→2→3とつながっているわけですから、当然その意識を持って、エネルギーの方向を1から3に向かって演奏しないといけないのですが(速度を速めるという意味ではなく)、所属オケではこのことを認識していないまま演奏していることが多く、結果として音楽が停滞することがあるように個人的には感じています。)


さて、その後にはモティーフ(動機)の話になって、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の解説になるのですが、切りがないのでこの辺で。


バーンスタインのヤング・ピープルズ・コンサートは、「ヤング・ピープルズ」向けであるかどうかはともかく、レクチャーコンサートとしての内容はとても音楽の本質をついたすばらしいもので、もっともっとみんなに知ってもらいたいです。DVDでセット販売もされているようですね。

私自身は、いずれ所属オケのファミコンでヤング・ピープルズ・コンサートのようなレクチャーコンサートをやってみたいというのが「夢」の1つですが・・・、まあ、まだまだ当分先の話でしょうね。

スポンサーサイト

テーマ : オーケストラ ジャンル : 音楽


次のブログランキングに参加しています。
励みになりますので、よろしければ1日1クリックをお願いします。
にほんブログ村 クラシックブログへ
23:53  |  オーケストラ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.10.29 (Fri)

「感じる」空間として

もう寝ないといけないので、1つだけご案内を。

[世界は踊る~ちいさな経済のものがたり~]
○企画・構成:パスカル・ランベール、エリック・メシュラン
○作・演出:パスカル・ランベール
○共同演出(宮崎公演):吉田小夏
○哲学的テキスト・出演:エリック・メシュラン
○出演
 クレマンティーヌ・ベアール、ケイト・モラン、セシール・ミュシテリ、ヴィルジニ・ヴァイヤン
 一般参加者 45名
○日時
・2010年10月30日(土)18:30開場 19:00開演
・2010年10月31日(日)13:30開場 14:00開演(終演後、アフタートークあり)
○会場
メディキット県民文化センター 演劇ホール
○チケット料金
 全席自由・日時指定 一般3,000円 学割(小~大学生)1,500円
 ◎当日券は学割を除き500円増
 ※未就学児のご入場はご遠慮ください。※学割は、入場時に学生証の提示が必要


「フランスで大反響を呼んだ、全く新しい群衆劇」だそうです。おそらく、演劇、ダンス、といったこれまでの芸術ジャンル一括りにはできないものなのでしょう。

 この公演には相方も関わっているので、以前からこの公演があることは聞いていました。

 どうしてこのような公演が(東京ではなく)宮崎で行われるのか、最初は懐疑的に思っていましたが、この公演で目指そうとしていることが何なのか、ということを考えたとき、小さな一地方都市でありながら、劇場という空間に市民が集い、そこで何かを創り出す可能性がある宮崎だからこそ、この公演を行う意味がとてもあるのかもしれません。


 ただ、宮崎に住んでいる人たちの多くは、この地で行われるソフトの価値に気づいていないというか、本当にもったいない気がしています。

 話が少しそれますが、文化・芸術を市民にとって理解できるものか、そうでないのかという基準でその「価値」そのものをも評価する傾向を最近感じることがあります。市民にとって受け入れやすいものを、と考えるのは、すそ野を広げるという意味では理解できますし、現にそういった部分も必要でしょう。ですが、すべてがステレオタイプでそうなると、果たしてそれはどうなのだろうと、と考えてしまいます。

 「分かろう」とするのではなく、そこで演じられるものをありのままに「感じる」こと。人としてそれは最も根源的な部分であるように思うのですが、ひょっとすると私たちは、それを使おうとしないために、その機能が退化していずれ失うのではないかと危惧すら持っています。


 ちょっと大げさな言い方になってしまいましたが、この宮崎にもすばらしいものはいくつもある、後はそれを享受するかしないかは私たちの気持ち次第、要は食わず嫌いはだめよ、というのが今日のお話でした。


 台風がちょっと心配ですが、多分大丈夫でしょう。

 では、お休みなさい。

テーマ : 演劇・劇団 ジャンル : 学問・文化・芸術


次のブログランキングに参加しています。
励みになりますので、よろしければ1日1クリックをお願いします。
にほんブログ村 クラシックブログへ
00:53  |  舞台芸術あれこれ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.10.17 (Sun)

演奏上の癖

昨日、今日の2日間、所属オケの本番指揮者による練習でした。

久しぶりに長時間楽器づけで現実と離れることができましたが、明日からは再び現実の世界です。年末まで休みがとれるだろうか・・・


それはさておき、練習を通して感じたことを1つだけ。

オケ全体の演奏上の癖というものを修正するためには、メンバー一人一人が相当の「意識づけ」を持って臨まないと到底達成できないな、ということ。

今、指揮者から指摘されている「長い音符がすぐ抜けてしまう」、という癖は、ホームグラウンドのホールの残響特性や、これまでの本番指揮者による指導の影響も少なからずあると思われるのですが、そうは言っても、やはり指揮者の求めに応じて、もう少し柔軟に対応できるスキルがまだ十分持てていないんですよね。結局は。

でも、本番指揮者が練習の中で言われた「せっかくだから、もう少し上のものをつくりたいんですよ。」の言葉は、半分は私たちへの喝でしょうが、それでもうれしかったです。もし、それに値しないオケであれば、そういうことはそもそも言われないでしょうから。

とりとめのない内容になりましたが、今日はこのへんで。

テーマ : オーケストラ ジャンル : 音楽


次のブログランキングに参加しています。
励みになりますので、よろしければ1日1クリックをお願いします。
にほんブログ村 クラシックブログへ
23:09  |  オーケストラ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。