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2010.05.29 (Sat)

受け継がれていくもの

今週も怒濤の1週間が終わりました。
久しぶりの休み・・・、といきたいところでしたが、仕事が終わらないので、今日もとりあえず仕事場に行きました。まあ、どんなに1人だがんばってもできることとできないことがあるので、そのあたりは割り切らないといけないですね。


さて、久しぶりにネットでいろんな情報を検索していると、5/23に日本アマチュアオーケストラ連盟の森下理事長が亡くなられたことを知りました。

約20年前、私は千葉の市川市(だったかな)で行われたトヨタユースオーケストラキャンプに初めて参加したのですが、その時に練習指揮者として指導をされたのが森下先生でした。

練習をしたのは、確かレオノーレの第3番、ローマの松、サン=サーンスの交響曲第3番で、トレーナーとして植木先生、三浦先生、藤原先生、田中先生が来られていたでしょうか。

当時、森下先生の指導はとても迫力あるものでしたが、練習の中でおっしゃられた話は、私にとってとても新鮮なものばかりでした。そう言えば、「フォアシュピーラー」を知ったのもこの時が初めてで、「パートの音をまとめるという意味ではコンマスよりもフォアシュピーラーが大事。例えば、1vnが8プルトあれば、3ないし4プルト目のinには、コンマスと同等以上に弾けて、かつ、全体を見渡せる人が座らないといけない。」といった話をされたように記憶しています。大人数のオーケストラでアンサンブルをやる、私がそういった意識を強く持つようになったのも、ある意味森下先生の指導による影響が大きかったように思います。

それから、楽譜の五線譜を川の流れに例えられて、小節の線(縦線)は川をせき止める堰のようなものだ、という話もありました。それは全く川の流れに影響しない低いものもあれば、それを乗り越えるのに大きなエネルギーを必要とするものもある、演奏する時は、その大きなエネルギーを感じなければいけない、書かれているのは1本の線だが、場面場面でいろんな意味があるんだ、というようなことを言われたのもいまだに私の心の中に残っています。


人はいずれ消えゆくものですが、その人が残したものは、次の世代へと受け継がれていくことになるのでしょう。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

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テーマ : オーケストラ ジャンル : 音楽


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2010.05.20 (Thu)

なかなか先が見えず

相変わらず忙しい毎日です。

仕事で先が見えない時は、気ばかりがあせってなかなかうまくいかないことが多いのですが、そんな中でも、少しずつ目の前にあるものに向かって1つずつ結果を積み重ねていくようにしています。

相方のサポートもあり、ようやく気持ち的にも整理がつきました。

しばらくはこんな状態が続きますが、何とか楽器との両立はしていきたいですね。


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2010.05.09 (Sun)

1つの方向へと向かって

今日は時間がないので、ほんの少しだけ。

今日の所属オケ練。一筋の光が見えた感じでした。
明らかに各個人が練習してきた成果が音に反映されていました。それから練習時の雰囲気も。

各自が1つの方向に向かおうとしているこの感じ。大切にしたいです。

きっとうまくいくはず。

テーマ : オーケストラ ジャンル : 音楽


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2010.05.05 (Wed)

映画と映画音楽との関連性

 長い休みも今日で終わり・・・。明日から仕事かと思うと、ちょっとブルーです(もっとも、ゴールデンウィーク期間中もちょくちょく仕事には出てたのですけどね。)

 さて、ゴールデンウィーク中も、相方は朝から晩まで仕事ばりばりのため、家には私1人。
 せっかく時間ができたので、ファミコンで演奏する映画音楽が、実際の映画でどのように使われているか、確認しようと思い、初めてレンタルビデオ屋でDVDを借りました。ゲオとTSUTAYAにそれぞれ行きましたが、今は1枚100円で借りられる時代なんですね。安い・・・。
 
 で、一生懸命見ました。

○「レイダース/失われたアーク」
・この頃のハリソン・フォードって今よりも老けている感じがしました。なんかお決まりの映画ですね。
レイダース・マーチは、冒頭を始め、いろんな形で登場してきます。正直なところ、映画を見ていなくとも、何となく画面が想像できるところが、この曲のすばらしいところでしょうか。

○「太陽がいっぱい」
・映画を見たのは初めてでした。意外とあの有名なメロディは映画で少ししか使われておらず、映画での印象は薄かったです。どうもこの映画が有名となり、あのメロディが流行ったのは日本だけの現象だったそうです。映画を見ていてむしろ印象的だったのは、映画の冒頭など、主要な場面で断片的に流れてくる土曜サスペンス劇場のような突き刺さってくる感じのモティーフでしょうか。

○「ロミオとジュリエット」
・この映画を見たのも全く初めてでした。ジュリエット役のオリヴィア・ハッセー、加藤ローサみたいで初々しかったです。
 あ、音楽ですが、あの有名なメロディは、もともとは、ロミオとジュリエットが初めて出会うパーティの中で、歌われる「青春とは何か(What is Youth)」という挿入歌なんだそうですね。以後、ロミオとジュリエットが絡むシーンでいろんな形で流れるので、自然と何か甘くせつない気持ちにさせてくれる、このメロディにはそんな役割が与えられているようです。

○「ゴッドファーザー」
・バイオレンス系の映画はもともと好きではありませんので、この映画も10数年前?に地上波で放送された時はほんの少ししか見なかったのですが、改めて見てみると、不思議と映画の世界に引き込まれる感じがしました。守るべき家族を持ったからでしょうか。
 音楽ですが、愛のテーマ自体は、マイケルがシチリアに逃れている間に流れる程度でしたので、これも「太陽がいっぱい」と同様、映画との関連性という意味では印象が薄い感じがしました。ただ、この愛のテーマは、ロータ自身のシチリアへの思いが込められていることが、新たな発見でした。
 一方、ゴッドファーザー・ワルツですが、冒頭を始め、主要な場面で流れてくるので、このメロディの方が映画の雰囲気を特徴づけている感があります。映画でのテンポは想像以上に遅く、そのことが何となくやるせない感じを想起させます。今まで所属オケで練習していたテンポはそれに比べてだいぶん速めになっているので、今後、そのギャップについては指揮者であるK先生が本番までに判断されることになるのでしょう。

○「ニュー・シネマ・パラダイス」
・やはりモリコーネの音楽はすばらしいです。でも今回見たのは完全版でしたが、エレナとの再開シーンはやっぱり余計ですね。
 モリコーネ自身の言葉を借りれば、「ニュー・シネマ・パラダイス」の音楽は、それ自体が「自律的」なものであり、映画とは独立した価値を持っていると言えるでしょう。仮に映画を知らない人がこの音楽を聴いたとしても、その世界へ引き込まれることになるのではないでしょうか。
 もちろん、映画を見たことのある人がこの音楽を聴いたら、自然と映像が脳裏に浮かび上がってくるでしょうし、涙することにもなるでしょう。ラストはやはり泣けてきますよね。
 ファミコンの本番では、ぜひともお客さんがそのような気持ちになってもらえるように演奏したいものです。

○「パイレーツ・オブ・カリビアン」
・ディズニーらしいというか、子ども向けの映画なんですね。全般的に音楽が垂れ流しのように流れてくるような印象を受けました、映画での音楽の印象は何となくはあるものの・・・、それ以上は、どうでしょうか。まあ、ある意味「レイダース・マーチ」につながるものはあるように感じました。



映画を改めて見たことで、それぞれの映画音楽に対する見方も若干ながら変わった部分があります。それがプラスに働くかマイナスに働くかは、これからの練習次第でしょうか。以前にも何度か触れましたが、一番大事なのは、それぞれの音楽に対する演奏メンバーのイメージが共有されることであることは言うまでもないのですが。

ファミコンの本番まであと1ヶ月。演奏・集客の両面において、できることは少しでもがんばりたいです。


テーマ : DVDで見た映画 ジャンル : 映画


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